『虎狩りを好み、張昭に怒られる』(正史 張昭伝より)

管理人「今回は、孫権さんと狩りのお話です」

孫権 「まさか、張昭は出てこないだろうな…」

管理人「今回は、張昭さんは出てきません…。喧嘩になると困るので…( ̄▽ ̄; 」

孫権 「でっ、俺と狩りの話か?俺は確かに狩りが好きだぞ。狩りに出ると、いつも騎馬で虎を射たものだ」

管理人「虎を!スゴイですね、孫権さん。孫権さんってあまり狩りとかやるようなイメージを持っていなかった

      のですが、ちゃんと行動的なことをやっていたのですか♪カッコイイです(*^.^*)」

孫権 「ははは、少しは俺のことを見直したか?」

管理人「でも、虎狩りなんて危険ではないのですか?」

孫権 「もちろん危険と隣り合わせだ。あるときは虎が突進してきて、俺の乗っている馬の鞍に前足をかけた

     こともあったぞ」

管理人「ええ! ( ̄□ ̄; それは危険です!」

孫権 「それを見た張昭が、また怒ってな…。張昭は『将軍さま(孫権)は、こんなことをなさる必要はまったく

     無いのです。人々の上に立つ君主とは、英雄をあやつり、賢者たちを手足のように働かす者を

     言うのであり、野原を駆け回って猛獣と勇敢さを競う者のことは聞いた事がありません。

     もし、不慮の災いにあったりしたら天下の笑いものですぞ!』…と、まあこんな風にガミガミとな…」

管理人「そんなに怒るのは、張昭さんが孫権さんを心配しているからこそですよ…。本当に張昭さんの言う

     通りだと思いますよ!」

孫権 「お前まで怒るなよ…。それでな、俺も張昭に『若気のいたりで遠い先のことも考えず、面目無い』

     あやまったんだ」

管理人「おお、素直ですね〜(^^)これに懲りて、もう虎狩りなんて危険なことしちゃダメですよ♪」

孫権 「いや、狩りは続けたぞ」

管理人「そうなんですか…( ̄▽ ̄; そんなに簡単に張昭さんの言うことを聞くはずないとは思いましたが…」

孫権 「どうしても狩りは止められなくてな…。だが、身の安全の確保には気を使ったぞ。虎狩り用の車を

     作ってな」

管理人「『車には四角い窓を開け、そこには蓋い(おおい)をつけず、一人がその車を御し、孫権自身は

     その中から虎を射た。群れを離れた獣が車に近づくと、孫権はそれらの獣を手ずからしとめる

     のを楽しみとした』……と正史にはありますね。確かに、これなら孫権さんの身の安全は確保され

     ますが、張昭さんは安全なら狩りをして良いという意味で言ったのではないと思いますが…?」

孫権 「ああ。張昭は、車でのそうした狩りに関しても諌めたが、俺は笑ってばかりで答えなかったなぁ…」

管理人「張昭さんの諌めで少しは懲りたと思いきや…。それにしても、車まで作ってそんなに虎狩りがしたい

     ものですかね〜。でも、くれぐれも気を付けて下さいよ。孫権さんに何か有ったら大変ですからね」

 

  

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