『江東の暁』一巻(秋田書店 作者:滝口琳々) 管理人「今回は、『江東の暁』という漫画に出てくる孫権さんについてです」 孫権 「何故一巻だけしか取り上げないんだ?このマンガは全2巻のはずだが」 管理人「2巻目は、まだ読んでいないのです…」 孫権 「じゃあ、2巻目を読んだら、2巻目は別に取り上げるのか?」 管理人「できれば、そうしたいですが…」 孫権 「いいかげんな奴だな。まあ、いい。話を続けよう」 管理人「この話では、孫権さんは何と六歳なんですよね♪」 孫権 「そのようだな。このマンガは兄上(孫策)と公瑾殿(周瑜)が十三歳の頃の話だからな」 管理人「外見は、赤い髪に青い瞳に描かれていますね」 孫権 「公瑾殿も、この外見には驚いている」 管理人「性格は、素直でいい子のように見受けられます♪」 孫権 「『孫権』という個人としてではなく、孫策の弟としての側面が強く描かれているような印象を受けるな。 まあ、このマンガのメインは兄上と公瑾殿の少年時代の話だから、そうならざるを得ないだろう」 管理人「そうですね。出番も多くない、脇役ですし。でも1話目では、いきなりさらわれて人質になって しまうのですよね」 孫権 「父上に恨みを持つ輩が、父上への復讐のため俺を人質にしたのだが…ここで内容に触れても いいのか?ネタバレになってしまうではないか」 管理人「うっ…こっ、これからは気をつけます」 孫権 「ネタバレついでにもう少し言うと、この漫画の俺はあとがきでは一生懸命、頑張っているんだよな」 管理人「ああ、駄目ですよ!これ以上ネタバレしたら!」 孫権 「俺の将来を予感させる設定として、この漫画の俺には『必要な人を見分ける能力』があると 描かれてもいるな」 管理人 「あっ、はいはい。このマンガの孫権さんは、孫策さん曰く『自分に必要な人とは別れたがらない』と いうことだそうです。自分に必要な人を見分ける眼力があるという設定は、孫権さんが人を見る目が あったという所から、考え出されたのかもしれませんね」 孫権 「だから、帰ろうとする公瑾殿に『帰っちゃヤダ』って目をうるうるさせたり…。自分で言うのもなんだが ここまで素直でいい子な俺は珍しいな(笑)」 管理人「そうですよね〜。この子が酒乱皇帝になるなんて、本当に信じられません」 孫権 「おい、誰が酒乱皇帝だって?」 管理人「で、では、今回はこの辺で切り上げましょう^^; 次回をお楽しみに!」 孫権 「管理人…後で、ゆっくり話をつけようではないか!」 〈補足〉 「江東の暁」ニ巻 孫権 「補足とは、どういうことだ?」 管理人「はい、実は『江東の暁』の二巻を手に入れたのです。それで、二巻目を別に取り上げたかったの ですが…」 孫権 「取り上げられるほど、俺の出番が多くなかったんだな?」 管理人「はい…多くないどころか、ニ場面くらいしかありませんでした 」 孫権 「まあ、予想はしていたけどな。それで、別項目を作らないで補足という形を取ったのか」 管理人「はい、そうなのです」 孫権 「でっ、俺はどのように描かれていた?」 管理人「はい、孫権さんは何か悩んでいました。強くなりたいのにって」 孫権 「それだけか?」 管理人「あと、走り回る弟さんを止めていましたね。『おとなしくしなきゃ駄目だよ〜』って」 孫権 「そうか、良い兄として書かれているな」 管理人「まあ、そのような解釈も出来ますね」 孫権 「他には?」 管理人「あとは後書きにちょっと出ているだけで、それ以外に出番はありません^^;」 孫権 「そうか…残念だ」 管理人「残念でしたね…」 孫権 「はぁー(嘆息)」 管理人「ああっ、そんなに落ち込まないでください(汗)ほら、お酒でも飲んで元気だして♪」 孫権 「そうだな…。よし、今日は飲むぞ!管理人、お前も付き合え!」 管理人 「えっ?!あの…私お酒は弱いんですけど…」 孫権 「…俺の酒が飲めないというのか?良い度胸だな」 管理人 「い、いいえ、そういうわけじゃ…(余計なこと言わなきゃよかった…)」 |
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