かぜ江シリーズ『青嵐の夢』(集英社)

管理人「今回は『青嵐の夢』の孫権さんを取り上げます」

孫権 「この本は、かぜ江シリーズの中の1冊だということだが?」

管理人「そうです。かぜ江シリーズは集英社のコバルト文庫から出ている孫策さん・周瑜さんを

     中心とした、呉陣営メインの小説シリーズです。第1作目が『旋風(かぜ)は江を駆ける』

     という作品で、その題名を略して「かぜ江」。その後に続く作品も含めて「かぜ江シリーズ」

     と言われているようですね」

孫権 「そのシリーズの中の一作がこの青嵐の夢だが、これは番外編と言えるような作品だな。

     ストーリーは完全なオリジナルで、兄上(孫策)と公瑾殿(周瑜)が10歳の頃の話だしな」

管理人「そうですね。でっ、孫策さんと周瑜さんが子供ということは、当然孫権さんも…。

     というわけで、青嵐の夢に出てくる孫権さんは何と3歳です」

孫権 「さっ、3歳か!以前取り上げた『江東の暁』という漫画に出てくる俺は、確か6歳だったが、

     今回はそれよりもさらに年下なのだな…」

管理人「今まで私が見た中では、最年少の孫権さんですね」

孫権 「(これ以上若い俺になると、赤ん坊になってしまうな…)」

管理人「『青嵐の夢』の3歳権ちゃんの容姿についてですが、やはりこの作品でも「青味の強い瞳」と

     書かれていますね。ただ、髪の色については書かれていないのです…」

孫権 「では、髪の色が何色かはわからないのか?」

管理人「いえ、この本には載っていないのですが、他のかぜ江シリーズの本には「赤い髪をしている」と

     書かれているらしいです」

孫権 「そうか、やはり赤い髪か。だが、お前はまだ、かぜ江シリーズは『青嵐の夢』しか読んで

    ないのだろ?今度しっかり調べておけよ」

管理人「はい…。でも、どこの本屋を探しても売っていないのですよ(泣)『青嵐の夢』だって古本屋で

     偶然見つけてゲットしたものですし…」

孫権 「そんなことはどうでも良いから、話を続けろ」

管理人「(自分で脱線させたくせに…)え〜と、やっぱり3歳ですからね、べそかいたりしています」

孫権 「う〜ん…やはりまだ子供なのだな。べそをかいた原因は、俺が父上(孫堅)からもらった刀を

     兄上が失くしそうになったからだそうだが?」

管理人「え〜と、3歳権ちゃんが堅パパから頂いた刀を、孫策さんが従兄弟と立ち合いするのに

     使っていて、立ち合い中に力を入れすぎて弾き飛ばしてしまったのです。それで刀はよその

     お屋敷の敷地内に入ってしまい…3歳権ちゃんは半べそになってしゃくり上げちゃうのです」

孫権 「その刀は、父上が黄巾賊討伐に出立する直前に3歳の俺に『母を兄と共に守るように』と、

     くれた物だとのことだな。まあ、まだ3歳の子供だからその刀は形だけの物かもしれんが、

     でも俺にとってはとても大事な物だということだ。失くしたと思って泣くのも無理はない…かな」

管理人「そこで、孫策さんがその刀を取りに、そのお屋敷に忍び込んで…という風に話は展開して

     いくのです。あと他にこの本の権ちゃんには、周瑜さんのお姉さんの蓮さんに話しかけられ

     て、真っ赤になるなんて、可愛い場面もありますよ♪お母さんの袍にしがみついて

     真っ赤になっちゃうなんて、恥ずかしがってて可愛いですね♪」

孫権 「それは…自分よりずっと大人で綺麗なお姉さんに話しかけられたから…(赤面)」

管理人「挿絵に一枚だけ3歳権ちゃんが描かれているのですが、これは必見!とても可愛いです♪」

孫権 「どれどれ…(チェック中)確かに、可愛いな!だが、目がでかいなぁ(笑)」

管理人「う〜ん、どうして孫権さんの子供時代は素直ないい子に書かれることが多いのですかね?

     『江東の暁』の権ちゃんにしても、今回のにしても…」

孫権 「『蒼天航路』での子供時代の俺は、少し違うけどな。だが何だ、その意外そうな言い方は!

     子供の頃の俺は素直で可愛かったらいけないのか!?」

管理人「だって、酒乱で虎狩り好きな孫権さんの性格と何だか結びつかないじゃないですか^^;

     こんな可愛い子がお酒飲んで暴れたり、虎を狩るようになるなんて…信じられないですから」

孫権 「お前は俺を「酒乱で虎狩りが好き」なだけの人間だと決め付けていないか?

     俺はそれだけの人間ではないぞ!」

管理人「別に「酒乱で虎狩り好き」が孫権さんの全てなんて思っていないですよ。でも、孫権さんの

     性格の一部であることは確かです。まさか孫権さん、自分は酒を飲まない・虎狩りもしない

     なんて言い張るつもりではないでしょうね!?」

孫権 「……別に俺は酒も飲むし虎も狩るぞ!それを否定しているのではなくて、余りにもそれだけが

     強調されて他の部分が隠れてしまうのを危惧しているのであり…」

管理人「では、今回はここまでですね♪次回をお楽しみにv」

孫権 「コラ!強引に終わらせるな!」

 

 

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