『凌統物語 昨日の敵は今日も敵』(技術評論社『三国志W非公式ガイドブック』収録) 
                                著者:満珠菓子子

管理人「この漫画はタイトルのとおり、凌統さんが主役の漫画です。

     ですから当然孫権さんも、凌統さん達が仕えている、呉の主君として登場しています」

孫権 「髪や目の色は…白黒の漫画だし、カラーなページも無いから正しくは分からんが、

     髪は金髪に描かれているように見えるな」

管理人「そうですね、ベタ塗りもトーンも貼られていなくて、金髪に見える髪です♪でも目までは、

     さすがにどんな色をしているかは分からないですね〜」

孫権 「金髪といえば碧眼…って気もするけどな」

管理人「そうですね。孫権さんといえば、碧眼ですし♪」

孫権 「まあ、確認は出来ないけどな。後は…ひげは生えていなくて、全体的に若い主君というイメージで

     描かれているように見えるな」

管理人「頭には、よく皇帝がかぶっているような冠をかぶっていますよ。ビーズで出来た、のれん

     みたいなのが、前にくっついている冠なのですが…あれ、正式名称は何て言うのでしょう?」

孫権 「のれんって…もう少し、ましな言い方は出来ないのか?全く…。まあ、ついでに言えば

     この時点では俺はまだ、皇帝にはなっていないがな」

管理人「投降して来た甘寧さんと、孫権さんが対面している時、突然凌統さんが『父の仇!』と甘寧さんに

     斬りかかり、その場に居た孫権さんも呂蒙さんもびっくりしています」

孫権 「騒ぐ公績(凌統)と興覇(甘寧)に対して、俺は『静かにせんか!』とか『静まれ』とか、注意している。

     なかなか主君らしい行動をとっているな」

管理人「でも、凌統さんも甘寧さんもその注意を全然聞かないので…。

     孫権さん、キレて『主君の言うことがきけんのかッ!』と叱り飛ばしています^^;」

孫権 「それでも公績は静まらず『殿!!なんでこいつを、かばうんですか!』とか『殿は父上よりこの男が

     大事なのですか!!』とか反論するんで、この漫画の俺もすっかり、うんざりしたような表情をして

     いるな」

管理人「でも、ちゃんと凌統さんに『悪いようにはせぬ。私を信じろ』と、約束されていますよ」

孫権 「ああ、『孫権は甘寧に外勤を命じ、凌統から遠ざけ、ほとぼりがさめるのを待つことにした』

     しっかり説明されている。この辺は、ちゃんと家臣の心情に配慮しているな、この漫画の俺は」

管理人「そうですね、その辺の場面ではしっかりした孫権さんなのですが…。

     甘寧さんが皖城攻略に手柄を立て、その戦勝の宴会の場面では、『殿…末将(それがし)、

     甘寧殿の武勲を祝して、剣舞をと思うのですが』と申し出た凌統さんに、孫権さんは

     『ほう!!お前が甘寧の為にか』『成長したな、凌統』などと素直にその言葉を信じて、喜んでいます」

孫権 「う〜む…剣舞に事寄せて、隙あらば興覇に斬りかかろう、という公績の思惑が見え見えなのに…。

     この漫画の俺は素直に信じこんでしまったのか。この辺りの俺は、ちょっとのんびりした性格な

     感じだな。呂蒙も、凌統を誉めた俺の言葉を聞いて『わかってない…』と泣いているし…」

管理人「それで案の定、凌統さんは甘寧さんに斬りかかり、そのままチャンバラに発展してしまって…。

     その様子を見た孫権さん、『こっ、この二人は〜!!全然進歩しとらんじゃないかっっ!』

     困られています。もっと早くに、気がつけば良かったのですけれどね」

孫権 「まあ、家臣の事を信頼している良き主君だと言えなくも…いや、言えないか」

管理人「でも、最後には凌統さんは甘寧さんと仲直りをされるのです。そして、その最後の場面で、孫権さんは

     いかにも孫権さんらしい台詞を言われています」

孫権 「おお、俺らしい台詞を言っているのか?さぞかし、格好良い台詞なのだろうな♪」

管理人「ええと、凌統さんが甘寧さんと仲直りしたということで、孫権さんは嬉しそうに拳を振り上げて

     こう言われています。『戦況なんざ知らんッ 祝杯だv』と(笑)この台詞は孫権さんの酒好き・宴会好き

     がしっかり反映されていて、いかにも孫権さんの言いそうな台詞だと思いますが」

孫権 「『戦況なんざ知らんッ』って…。公績と興覇が仲直りしたことが嬉しいのは分かるが、一国の君主として

     戦況ほったらかして、祝杯を挙げるのはマズイだろう!」

管理人「う〜ん…でも、にこやかに笑いながら、そう言っている孫権さんはとっても嬉しそうですよ♪

     凌統さんと甘寧さんが仲直りしたのが、よっぽど嬉しかったのでしょうねv」

孫権 「まあ、その辺は、家臣のことを思いやる良い主君だと言えるかもしれないな。

     …ところで、どうして今回の俺のネーミングが『のれん孫権』なのか分かったぞ。

     頭にかぶっている冠から思いついたネーミングだったんだな!」

管理人「そうです。冠に、のれんみたいなのが付いているところから、考えました!」

孫権 「もっと真面目に考えてつけろよな、俺のネーミング」

管理人「そんなこと言われても…。毎回考えるのは結構大変なのですよ、孫権さんのネーミング…」

孫権 「そうなのか?俺のネーミングは、結構ふざけて付けているように思ってたが、意外に頭をつかって

     つけているのだな」

管理人「そうですよ〜これでも真面目に考えているんですよ!」

孫権 「次回は、どんなネーミングが付けられるか楽しみだな。それでは!」

管理人「次回をお楽しみに!」

 

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